定期訪問の那須湯本温泉と思想が強めのパン屋
いつものごとく那須湯本に行きたい欲が溜まったのと3連休どこもいかないのは流石に怠惰すぎるとツーリングプランに申し込んだ。
関越道・東北道のコースは毎年微妙に終端が変わるので確認が必要だ。今年は去年と同様に西那須塩原まで。福島まで対象だった2022年を返して欲しい。
いつものごとく那須湯本に行きたい欲が溜まったのと3連休どこもいかないのは流石に怠惰すぎるとツーリングプランに申し込んだ。
関越道・東北道のコースは毎年微妙に終端が変わるので確認が必要だ。今年は去年と同様に西那須塩原まで。福島まで対象だった2022年を返して欲しい。
19の時につげ義春「無能の人」を読んだ影響で公園の石ころを路上で販売してみました。高田馬場でした。
石の値段は150円から900円くらいまで用意しました。最初は売れませんでしたが、興味を持ってくれる物好きな人と会話する機会が増え、だんだんトークスクリプトがブラッシュアップされて行き、3日目に時給換算で600円くらい売れるようになりました。
ほとんどの方はその露店を見なかったかのように素通りします。たまに「なにを売っているんですか?」と尋ねてくる方がいます。その方を対象にトークスクリプトを作りました。
「何をしているんですか?」
「石を売っています。すぐそこの公園で拾ったのでご利益はありません。水洗いはしてあります」
「石?なんでそんな石を売っているんですか?」
「こちらとしては原価ゼロなので商材として魅力的です。そして買うだけの価値もあります」
「価値?」
「今までにそこらへんの石を購入されたご経験はおありですか?」
「ありません」
「今後の人生で購入する機会はあると思いますか?」
「ないと思います」
「ですよね。この石を購入すると買った瞬間から『そこらへんの路上の石を買った』と話すことができます。一生に一回のチャンスです」このパターンで売れるようになりました。今なら「そのものの価値より顧客体験が大事なのだ」と説明できますが、当時実感としてそれを得られたのは貴重でした。
「ちなみになんですが、ご自身の石に加えて、ギフト用にもう一ついかがですか?『そこら辺の石をプレゼントするまたとないチャンス』です」
それまでの会話のウケ次第ではこれもニヤニヤしながら買ってくれます。
その後社会に出て営業の経験も何度かしましたが、石売った初日の何もなさ、難易度を思い出すとどんな営業でも心が折れなくなりました。ほとんどの商材は石より価値を感じられますし。
この話、なんか仕事仲間にウケがいいです。
蛇足になりますがせっかくなので後日談を書きます。
上記のエピソードは仕事関係でまあまあウケがよく、機会があるごとに話していたのですが、この話をドイツでしたところ「フリーマーケットにいるよ」と片付けられたのでした。
実際にフリーマーケットに行ってみると、中国人が「漢字を書いただけの石」を売っていたのでした。漢字を書いただけ。しかも結構売れてる様子。意味がわからなくても「漢字だ!かっこいい!」となる欧米人は多くいます。
私はそこに、プロのアイデアとテクニックを見たような思いでした。そのタイミングで私は「そこらへんの石ビジネス業界」の存在を知り、自分がまだまだ駆け出しだったことを痛感したのでした。
ビジネスの世界は本当に奥深い。
以前Tumblrで見かけた投稿だけど、また巡ってきたのでblogに引用。
似たようなのでソフトバンクの北尾吉孝さんが「アラブの石油王にアラブの砂を売ることができる男」と呼ばれていた話しを思い出す。
最近、お米が値上がりして仲卸業者が暴利を貪って中抜きしてるのが許せない!みたいな意見をSNSでよく見て微笑ましい気持ちになる。
そもそも中抜きという言葉が本来の意味と異なっている。本来の中抜きは、卸売などの中間業者を通さずに製造元と買い手が直接取り引きすること。最近よく聞く手数料だけ取ってまるなげみたいなのは、どちらかというと中間マージンの方が正しいけど、マスコミ含めインターネットメディアとSNSで悪い言葉のイメージとして定着させられた。
仲卸仲介業者がどんな仕事をしているかも想像できないから、ただ農家からお米を買って売ってるだけで儲けてる!許せない!とかなんだろう。
石の話しもアラブ人に砂漠の砂を売る話しにしても、仲介仲卸業者が農家から米を買って売るにしても共通しているのは「お互いにメリットがある」「物以外のものをお金で交換している」ことにある。
「ビジネスの世界は本当に奥深い」という引用の感想にこそ主題の味わいがある。
ぶいすぽの小雀とと誕生日記念2024ライブを見ていると、大好きな曲の「ずぅっといっしょ!」がセットリストに入っていた。
原曲はキタニタツヤ。原曲ももちろん最高だ。男性Vocalで女性の気持ちを歌う曲は珍しいわけではないが、声と相まってなんとも言えない倒錯的な趣がある。他の人が歌ったVersionがおすすめとしてあまりでてこない曲だったのでセットリストに入ってるのが意外だったし、なにより小雀ととの3Dライブで聞けるのが嬉しかった。
ボクがこの曲を知ったのは、好きなアーティストの藍月なくるの歌ってみたで知った。
藍月なくるは様々なジャンルの歌をどれも上手く歌うが、個人的には陰のある歌詞を歌うときがとても好きだ。
「ずうっといっしょ!」も重い女の子の重い気持ちの歌詞なので、とても上手く歌ってくれる。Cサビの「あなたの一生の後悔として添い遂げるよ。外れなくなってしまった指輪みたいに」の諦めとせめてもの意地悪さを感じる歌い方がとても好き。
多くの歌ってみたは本家に似せる・その人なりに歌うが多いが、藍月なくるの場合は「この歌を私ならこう歌う」とした上で本家リスペクトで寄せにいってる感じがする。とても好感的。
もうすぐ100万再生になるみたいだけど、ボクも仕事中に無限に再生しているので再生数の増加に間違いなく貢献してそう。
ずうっといっしょ!→ビビデバ→INTERNET YAMERO→カレンの清掃をぐるぐるしている。
情緒ジェットコースターで作業が捗る。
前提としてブロンズ帯の対戦でできたからなんやねんである。
そもそもAIで対戦しててもSA2なんて暴発してでてるか、OD灼火初段キャンセルででてるだけやんけ。という現実はこの際見ないことにする。
練習で難しいことをすれば本番ではより手が動くという謎理論。あとこの画面端コンボはSAを1・2両方で使えるということもあって学習・練習コストが高いと感じたので練習している。
波動コマンド+KKでOD発動してから、素早く空中で波動コマンド+PでOD斬空波動拳である。
まーできない。ぶきっちょ選手権の薬指と中指に何期待しとんねんって話しで。
これまた「もうーなんででないんだよ。不器用すぎんか……」と何日も練習し自分の不器用さとお祈りコマンド入力の日々。
空中含め波動拳の入力を変えるというのも試したものの、難易度下がるけれど練習中以外で咄嗟にできるか?っといわれると怪しそうだった。あと空中波動拳系は簡易入力よりも根性入力したほうが直感的なので簡単な気がする。お気持ちだけ。
斬空波動拳だけワンボタンで出したい。モダンはいいぞ!
中指と薬指を鍛えることから逃げるな。
そもそもOD百鬼豪衝暴発しすぎだろ。コマンド入力はどうなってるんだよ、コマンドは。くそったれ!とキーディスをみると大体4 or 2が入っていない。意識の問題かと何度も練習した結果、コンボ中にあせりすぎて人差し指がボタン(6)押してた。
犯人お前かよ。大人しくしとけや。
というわけで、もう意図的にわざとらしいくらい人差し指を外すように意識したらやや成功率があがった。おじいちゃんの指をいじめないで。
他のコツとしては昇竜キャンセルSAのように、OD百鬼襲→OD斬空波動拳と入力するより波動拳2回連続入力中にKKとPを押すと気持ち出やすいと感じる。
OD百鬼襲発動「滅ッ」ボイスを聞いてから波動拳入力しようとすると、指が不器用なので波動拳コマンド成立前にP入力となって百鬼豪衝になる。慌てて入力しようとするのは良くない。
あとは親指と人差し指を輪っかにした状態で、中指と薬指をパタパタする練習を暇なときにして指の練習するしかない。それ以外の練習は単純に垂直ジャンプして天魔豪斬空を繰り返す。
お願い動いてボクの指。
本当にそんなバグみたいなことできるのだろうかとやや不安だったのだけど、無事990円で利用可能となった。
Morisawa Fontの学生認証はSheerIDという認証会社を利用している。
この対象大学として放送大学はちゃんと登録されていることは知っていたものの、とは言えどそんなウマい話があるわけ……と思っていたけど普通に通れた。
というわけで放送大学へ入学し、放送大学から発行される学生メールアドレスでMorisawa Fontのアカウントを登録。

放送大学の学生専用サイトから「学生カルテ」→「授業料納入情報」を表示しPDFで出力してSheerIDに提出すると数時間ほどで「【Morisawa Fonts】SheerIDでの学生認証が完了しました」というメールが届く。
その後はMorisawa fontの学生向け スタンダードページから申し込み。

ヤケクソ値引きみたいな価格が最高だ。
これで商用利用でも使えるのだからこのためだけに放送大学入学も価値があるけど、放送大学で大卒の最終学歴も目指せるのは一石五十鳥くらい価値がある。
というわけで10月から大学生になり申した。
心のどこかで最終学歴が高卒・専門卒というのがひっかかりつづけていたものの、当時は大学に行くことも難しかったので半ば諦めていた。
放送大学の存在は知っていたものの、そのためだけに入学はどうしたものかと悩んでいたので、モリサワの件は背中にアポロウーサされたような気持ちだ。ナッテナイネェ!
入るは簡単、卒業は難しいのが放送大学と聞いているので頑張って勉強しよう。
「悔しすぎてもうやめます!」ってなるかと思ったけれど、無事更新できた。
ボクはそこそこにガジェットというかプロダクトオタクだ。
とはいえどひっきりなしに買い集めるほど資金力があるわけではないので、吟味を重ねてこれだ!という一品を買い大切にするタイプ。買ったあと長く使う場合もあれば、他の品に興味が出る場合もある。
現在、もっぱら興味があるというか一度使ってみたいと思っているのは、レバーレスのアーケードコントローラー(アケコン)の PUNK WORKSHOP(以下PWS)だ。

プロゲーマーの愛用者も多いデバイスで、ボタンに縁があるため弾き入力がしやすいとか色々理由はあれど、この薄さに加え天板面を自由にカスタム(印刷した紙を挟める)というのが、すこぶる気になっている。
上の写真はUltra Boxという少し大きめのもののカスタム天板モデル。くわえてボタン配置がまだ加わって新しいレイアウトDタイプで、元々の商品人気もあることにくわえ生産がはじまったばかりのために在庫切れが続いている。(Dタイプは2024年の夏頃から販売開始)
価格はPC専用が¥35,980とPS5対応が¥50,980円と安くない。安くないのだけどボクは天板に好きなイラストをカスタムできて、高性能なアケコンというだけで惜しくないと思ってしまっている。しかし入手が困難。
なら作ればいいんじゃない?となるのは道理だ。
普通に考えればPWSはボタンも売っているし、基盤もRaspberry Pico GP2040で組めばいいだけだ。それはそう。
問題はPWSには前傾斜があることだ。
アクリル製のレバーレスケースはいくつか有名な販売者がいてBooth(くろまき工房さんとか)などで販売されいてるものの、どれも前傾斜がなく四角いボックスの形状となっている。アケコンは膝置きが主流のためなのか、もしくは前傾斜の角度で好みが出るのを嫌っているのだと思う。
しかしボクは机に置いてやりたい派なので、極力薄型で前傾斜というPWSの形が理想。もちろん当たり前のように図面がその辺にころがっているわけではなく、アクリル裁断を依頼するときにだいたいの傾斜角度を設計するしかないと思っていた。
そんなある日、メルカリにどうみてもPWSみたいな形のアケコンが販売されていた。しかもちゃんとPWS正規品のように天板がマグネットで外せる機構になっている。
「な、何…っ!この人一体どうやってこの設計と仕組みに辿り着いたんだ」
そう思ったボクは他の写真を舐め回すように確認。「なんという再現度。完璧にかなり近い。素晴らしいな…」と感嘆のため息と共に眺めた。

PWSのボタンはネジ止めのものと薄型のひっかけタイプの2種類がある。ネジ止めタイプはその構造上ボタンに厚みがでてしまうため、薄型のアケコンを作る場合は薄型ボタンのひっかかりに適応した厚さの天板設計が必要不可欠というのも一つのハードルだった。ボタン自体の図面はAliexpressに掲載されているけれど、天板留めに必要な厚みだけは数値表記がない。
また正規品の天板カスタムモデルは、2枚のアクリル板が合わさっていて間に紙がはさめる。これも厄介なことに2枚の天板上下で微妙に穴の経が異なるらしくΦ25mmとΦ24mmで穴があいていると動画で紹介されていた。どちらにせよ紙を挟んで2枚のアクリル天板の厚みがボタンの引っ掛かりピッタリと設計できないとボタンの固定ができないため、ボタンを先に買ってノギスで採寸の必要がある。
結局この辺りの設計が結構な手間となるので、もう正規品買ったほうが良いよねと結論づけてしまっていた。しかしそれをものともせず模倣品を設計・販売しているなんて、何度試行錯誤したのだろう……なんて強者だ、と深く感心した。
これは他の出品物に何か製作に辿り着くヒントがあるのではと思い、過去の販売一覧を見るとPWSの模倣品の中に正規品が1つだけ並んでいた。
「……あっ!」
こ、こやつ正規品を採寸して……!しかし頭良……!
いやいや著作権とか道徳が遥か彼方の路上に置き去りで放置プレ……
というかなりもんやりする物を見てしまった。